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January 04, 2008

天下り考2

 いやあ、短期、期間限定だから何とか思いつくままに書いているけど、これを毎日書くとなると、かなりのエネルギーを要しますね。というか、1日の殆どの場面で、ブログのネタになるかどうかを考えているような状態でしょう。毎日書いている人のエネルギーに感服します。決して皮肉な意味ではなく。
 で、以前に天下りのことを書きましたが、役所だけの批判をするつもりは毛頭なく、受け入れる民間の側にも当然問題はある。口先では批判するくせに、受け入れの意思決定をできる立場の民間人でも、横並び意識で天下りを受け入れていますよね。
 それから、民間同士の天下りもある。子会社への天下り、業界団体への天下り(天上り? 昇天?)、いろいろあります。もっとも、戦略的にその人材を必要とした異動もありますが、片道切符で天下るのであれば、ほぼ役所からの天下りと同じ位置づけでしょう。で、当のご本人は役人然りの態度でプロパースタッフの顰蹙を買ったりする。でも、太鼓持ちも現れてくるのがこの社会の不思議なところかな。
 翻って、シンクタンクは受け入れ先になることが多々ありまして、おそらくは他の組織への天下りと同様の光景が日々繰り返されているのでありまして、プロパースタッフはなるべく彼らと関わりを持たないように、さまざまな戦術を繰り出していくのです。
 gayaが不思議に思うのは、人間馬鹿ではないのだから、一部の超鈍感な人間を除いてそのような態度で接されれば不快感を持つのは自明の理。でも彼らは頑張るのです。めげないのです。無理してでも自分の存在感を誇示し、四面楚歌のなかでも決して引きこもりにはならないのです。
 ここで、業界事情に詳しくない方のために注釈をひとつ。役所でも民間でもマスコミがつくり出す天下りのイメージは、エラくなった人が退職後に天下ることのように謳われていますが、数の上からはおそらくそうではありません。組織というのはおおむねピラミッド状であり、上に行くほどポストが少なくなります。そのため、本来であれば上に行く人々をふるいに掛けなければならないのですが、日本の社会はふるいからこぼれ落ちた人々の受け皿として天下りというものをつくったのです。よって、エラくなれなかった人々が天下って、ちょっと大きな顔をできる優越感を覚えられるよう、そこそこのポストを用意して天下りを受け入れるのです。
 あー、書いていて気が滅入ってくる。gayaは天下った先での冷たい視線には耐えられないだろうなぁ。まだ、仕事をもっとしろという上司のぼやきに、ほどほどに付き合っている方が楽なのだと思う。さて、自分がふるいに掛けられたらどうなるだろうか。gayaの会社では、おそらくヒラのまま、同期の者が上司になったりする気がする。それまでに会社は残っているでしょうか。あるいは他の職種に転向しているかもね。


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