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September 24, 2006

天下り考~役人編①

私はこの度**省を退職し、こちらでお世話になることになりました。簡単に経歴を申し上げますと、昭和**年に入省し、**局**課、**局**課、**課などを経て、最後は**部長兼**室長で終わりました。皆さんのお仕事にもいくらか関係のあることも経験してきたかと思いますので、それを活かしながら、こんどは民間の立場から仕事をがんばっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

ふーん、こんどはこんなオッサンか。ま、誰が来てもいいんだけど、とりあえず仕事の邪魔さえしてくれなければいいかな。でも、略歴を述べるとは、典型的な役人だよなぁ。んなこと興味ないっつうの。天下りを受入れることそのものが役所への義理立てなんだから、おとなしくしててくれよな。なまじ調査ものに首つっこんだりなんかしなければそれでいいからよぉ。

さて、そういえば**課にいた時代に、シンクタンクに調査ものを委託したのだけど、はっきり言ってたいした報告書ではなかったな。せっかく私が来たのだから、もう少し役に立つような報告書をつくる様、アドバイスくらいはしてもいいだろう。今、この会社ではどんな仕事をしているのだろうか。あ、受託業務の一覧を見せてくれませんか。ほうほう。あ、この業務なら私がやっていたことに近い。担当の人を呼んできてくれないか。あ、あなた、この業務、どんなことやっているの。ふん、ふん、うん、うん。で、こんなことは調査しているのかな。え、しないでいいのか。でも、大事な点だと思うけど。まあ、いいや。ありがとう。この調子ではいい報告書はできないな。

何だよ、さっそく呼び出しかよ。失礼しまーす。この業務はこれこれこうで、、、え、それは今回の業務ではやらないことになっています。って、分かれよ、それくらい。予算がねえんだよ。この金額でそこまでできるわけねえだろ。役所の担当者も分かってんだよ。必要がありゃ、今頃来年度の予算要求に上げてんだろ。それに、そんなことやったって、政策的には意味ねーと思うよ。だって、あんたがいた頃とは事情が違うし、予算つかねえと思うよ。それよりさあ、カモれる仕事取ってきてくんないかな。それが天下りの第一の仕事だろ。まあ、来たばっかでそこまではわかんないかな。とりあえず、しばらくおとなしくしててくれねーかな。今週は委員会がダブっていてただでさえしんどいんだからさ。話し相手なら、暇そうな窓際の人にしてくれよな。

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